ミドルキャリアをゆるやかに歩く

Rotterdam School of Management留学

オランダMBA留学、欧州生活、その他

留学記 2019年1月後半

本格的にTerm1の講義が始まりました。RSMのMBAプログラムは、全員が同じ科目を履修するTerm1及び2と、選択科目を履修するTerm3及び4(詳細はWebサイト参照)に分かれており、Term1が一番スケジュールが過密と事前情報で聞かされていました。Term1の科目は、統計学サステナビリティファイナンス、組織行動論、経営科学の5科目で、それぞれ少し異なりますがチームレポートや個人レポート、クラス内でのクイズ、授業内での発言等による貢献度、中間試験及び最終試験によって評価されます。

始まって約3週間、講義を受けた感想としては、

  • インド人多い
  • ケーススタディ等の事前リーディング多い
  • どの科目も内容は(現時点では)難しくないけど、問題は英語で理解する必要があること
  • アメリカ人教授は何を言っているのかわからない(主にジョーク部分)
  • 外人が集まっても授業中によく発言する人は偏る

という感じです。特に事前にリーディングの量がかなり多いので、全てこなすのは結構厳しいです。なので今のところ復習に当てる時間がとれていません。今後もとれる気がしません。

チームは各Termごとに決まっており、基本的に異なる国籍の5名か6名で構成されています。Term1のチームは、インド人、イタリア人、中国人、ロシア人、と日本人の僕の5名です。主に各科目のチームレポートに対応するためのチームですが、クラス内でもチーム課題が出されるため、日々コミュニケーションをとっていく必要があります。

 チームミーティングはインド人とイタリア人が主導権を握っており、単純に口数も多いです。何か思うことがあればロシア人と中国人が口をはさむ感じ。時々議論に置いていかれることもある僕ですが、チームが大して重要じゃない論点を議論している時間も多いように感じています。これを仕切れるようにならないといけないなと日々思いながらも、なかなかできていません…。

1月末には統計学サステナビリティのチーム課題の提出がありましたが、締切の直前まで修正してぎりぎりに提出する、というのは各国共通なのだなと感じました。

銀行口座を開設してきました。必要種類一式を支店に持参して口座開設した後、郵送される書類に従ってWeb上での登録が完了すればオンラインバンクも使用できるようになるというものです。RSMのクラスメートのほとんどがABN AMROかINGのどちらかを利用しています。

開設のための必要書類に住民登録番号が必要ない(口座開設後に要提出)ため、クラスメートの多数が選んでいたING銀行を僕も選択しました。口座開設まではスムーズだったものの、オンラインバンバンクにログインできず、手順に沿ってパスワードの再発行をするもログインできず、アカウントがロックされ店舗に行ってパスワード再発行…と4回繰り返し。最終的に店舗に書類一式を持って行き担当者に進めてもらうことでようやくオンラインバンクが使えるようになりました。原因はよくわからず。

結局、ING銀行のオンラインバンクが使えるようになるよりも、住民登録番号の入手のほうが早かったので、ABN AMROのほうが良かったのではないかと思っています。