ミドルキャリアをゆるやかに歩く

Rotterdam School of Management留学

オランダMBA留学、欧州生活、その他

留学記 2019年3月前半

RSMのMBA生は、RSMが契約している賃貸アパートに住んでいる人が多いです

いくつかあるのですが、そのうちの一つで火事が発生しました。そこに住んでいるクラスメートから聞いた話で実際に僕が見たわけではないので詳細はわかりませんが、住人の一人のキッチンで火災が発生したため当該フロアのスプリンクラーが作動し、全住民(?)が一時避難させられたようです。クラスメートの中には、自分の部屋で火災が発生したわけではないのに自室が水浸しになった人もいるようです。

火事が発生したのは土曜日で、翌月曜日はTerm1の最終試験の1日目でした。しかし、一時避難は日曜日の午後に解除されたため、試験勉強に必要な道具を自室に置いたまま外出し、取りに戻れず試験勉強ができない人が多数いました。そのためテスト日程が変更されました。月曜から金曜まで1科目ずつ、という予定でしたが、月曜はテストがなくなりその分金曜日に2科目、となりました。

結果的に比較的重たい2科目が集中することとなったため、個人的には歓迎できる変更ではなかったのですが、決められたことなので仕方ありません。火災はこちらで少しニュースになっていました。怪我人は出なかったようなので良かったです。

そしてなんだかんだ、一番過密スケジュールで大変だと言われていたTerm1が終了しました。テストの結果はまだ出ていないので、最終的に単位が取れているのかは不明ですが、Term1のスケジュールは終了しました。チームアサインメントでテレカンしたり、最終局面で修正し始めてバタバタしたり、大量のリーディングをこなしたり、試験の準備をしたり、とあっという間でした。

個人的にはファイナンスの最終プレゼンテーションでING銀行の担当者と、担当会社の財務分析と、それに基づく新規融資可能額に関する議論をしたことが一番記憶に残っています。僕がインチャージとして担当したアサインメントがったので、銀行ローンの実務とポイントを少し見ることができたことに加えて、多国籍チームでの共同作業をまとめたことはとても良い経験になりました。

同期の日本人の一人は割と大変なチームだったようです。経歴、学力、仕事と基本的に優秀な彼ですが、個性的なチームメンバーたちに翻弄されて疲弊しているようでした。長引くチームミーティングとまとまらない議論、まとまったと思った頃にひっくり返してくるメンバー、手を動かさないメンバー、予定通りに作業しないメンバー、チーム内の分離、などなど…いかにもこれがMBAだ、って感じの生活を満喫していたようです。

Term2が始まるまで1週間くらい休みがあるので、家族でのんびりしつつオランダ国内のどこかに行きたいと思います。と思っていたらTerm2のテキストや事前リーディングが…。

ロッテルダムに来て初めて髪を切りました。僕は髪型にこだわりが全くないので、日本にいた時も行けるところまで適当に伸ばした後に美容院に行き、「適当に短くしてください」と頼んでいました。

オランダに来てもそのスタンスは特に変わらず、適当に短く、で注文しました。今回選んだのは地域最安値(僕調べ)の14ユーロでカットしてくれる美容院です。(ほぼバリカンで)カットしてくれたのは、専門学校を終えてすぐくらいに見える若い女性。しゃべりながら適当に(バリカンで)カットし終えると、ボスのおばちゃんが確認しに来てくれました。何やらオランダ語若い女性に(多分)指導しながら、ハサミで(多分)整えてくれました。所要時間30分弱。

くせ毛のアジア人のおっさんの髪を(バリカンで)カットする練習の機会を提供することができました。