ミドルキャリアをゆるやかに歩く

Rotterdam School of Management留学

オランダMBA留学、欧州生活、その他

留学記 2019年2月後半

通学のために自転車を購入しました。RSMから徒歩圏内に住んでいるMBA生もいますが、ほとんどのMBA生がトラム(路面電車的なもの)か自転車で通学しています。僕は自転車に乗るのが好きなので、自転車を購入しました。

オランダの新品の自転車は結構高いです。日本だと5千円くらいでもママチャリが買えますが、オランダだと80ユーロ(約1万円)からという感じ。中古品であればフェイスブック上の個人売買等でもっと安く買えますが、個人的に中古品をあまり好まないのと、ママチャリではなく少しスポーツタイプ(クロスバイクみたい)な新車が欲しいと思っていました。メガバイクというバイクショップで2017年モデルのドイツ製スポーツバイクを400ユーロで購入。想定していたよりも少し高かったですが、きっとほぼ毎日乗るし、200日使うとしたら一日2ユーロだしまぁ許容できるか、と考えました。クラスメートからも割と好評なのでよかったです。

自宅からRSMまでは15分弱です。自動車道、歩道、自転車道、と別れているため乗りやすく、坂がほとんどなく、漕ぐのが早い人が多いのでスムーズに走れ、自転車に乗るには良い環境だと思います。

勝手に組織行動論と和訳してますが、実際の科目名はOrganization Behaviorとなっています。効率的、効果的に結果を出せる組織を作るために、メンバーへの動機付けの方法論や倫理観の重要性、社内政治への対処等を学びます。

教授はドイツ人で、遅刻者は何か面白い事をスピーチしろ、というルールがあります。普通に面白い話をする人やなぞなぞを出題する人、と色々な人がいて楽しかったです。ただ結構クラスメートの前でスピーチする機会を楽しんでいる人も多かったように感じるので、組織として好ましくない行動(=遅刻)を抑制するための動機付け(Negative reinforcement)としては弱かったような気がします。(そもそも遅れてくる人が多いことが問題なのではという点はさておき)

このクラスで学んだこととして、背が高いほうがリーダーとして認知されやすいようだ、ということがあります。一例として、過去の選挙結果を見ると男性も女性も背が高い人の方が当選率が高かったそうです。もし僕が今後何らかのリーダーとなっていくのであれば、障害の一つになりそうです。

事前リーディングの量が多く、組織行動論の言葉として覚えなくてはいけない用語や定義が多いため、最終試験は苦労しそうです。

そして最初のエントリーで書いている通り、僕のMBA留学は妻子同伴です。MBAの生活リズムに慣れることと、家族で暮らせる準備をしておくため、2月末までは僕が単身で暮らしていました。MBA留学は長くても2年と期間も決まっており、MBAのカリキュラムをこなすのに多大な労力もかかることから、単身で渡航することも考えられますが、僕の場合は家族で海外暮らしをしてみたいことと子供と過ごす時間も多く取りたいということもあったので、家族でオランダで過ごすことにしました。

保険や書類の準備等、事前にできることもありますが、家族用のオランダの滞在許可や住民登録、子供の病院や保険等、到着してからでないとできないことも多々あるので、一つ一つ片付けていきたいと思います。