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Rotterdam School of Management留学

オランダMBA留学、欧州生活、その他

留学記 2019年9月前半

9月からはTerm 4が始まりました。Term 4では、30科目くらいの中から、自分の取りたい4科目を履修することができます。その選択方法は入札のような感じで、各自に同じポイント数が与えられ、それぞれ自分の取りたい4科目にポイント配分を決め、受講制限人数を超えた場合は高いポイントを割り当てた人から順にクラスを受講できる、という感じ。なお、僕が選んだクラスはいずれも定員未満だったため、何ポイント振ったかは関係ありませんでした。

最初はデータアナリティクスのクラスが始まりました。統計分析ソフトのR (https://cran.ism.ac.jp/)の使い方を学びました。これまでプログラム言語的なものは一切学ばずに来ましたが、そろそろそれっぽいこともチラ見してみようかと思い。限られたコマ数しかないので、基礎からRの使い方を学んでいくほどの時間は当然ないため、こういう風にデータを整えて読み込ませ、このコマンドで分析するとこういう結果が得られてそれをグラフにするとこんな感じ、という実務よりの使い方だけにフォーカスしていました。僕は別にRや統計学の専門家になりたいわけではなく、ツールとして使い方を知っておけば十分だと思っていたのでちょうどよかったです。

Term 1で統計学のクラスがありましたが、その復習も合わせてしたような感じでもありました。大学の授業でかじり、証券アナリストでまた少しかじり、といった程度の知識 (=テストはなんとか乗り越えられる程度)しかないので、もっとちゃんと統計学を理解したうえで受けられたらもっとスムーズできたかとも感じました。

Rの使い方は学んでいったらキリがないと思いますが、より重要なのは、いかに分析に使えデータを取ってくるか、という部分だと思いました。今のところTerm 4では、これまで学んだ理論やケースをより実務に近いところでどのように活かしていくか、ということに重点が置かれている感じがしてます。